雨で計画狂い放しの休日を過ごしていた。いかんなぁ。ちょっと焦り気味。このまま休みを終わらせるのは悔しい。遠くの山は無理だけど、近くなら・・・そう、近くと言えば宝満山があったな。弱り気味の足腰を鍛えるにもちょうどいい、温泉??も近くにある。まほろば号で行けばビールも安心して飲める!!よっしゃ、今日のお昼は「宝満ランチ」で決まり〜。
要するに一汗かいて一杯やりたいだけ。軟弱な考えで久しぶりに宝満山を目指した。まほろば号は時刻表の時間からかなり遅れて到着した。車内は学生達で大賑わい。それも市内を出る頃にはガラガラになってちょっとしたバス旅を楽しむ余裕も生まれた。途中の山肌が先週の梅雨の大雨であちこち崩れていた。登山道がどのようになっているか心配だったが、表登山道は特にひどい被害はなかったようである。
内山の終点に降り立ち、さっそく歩き始める。木陰に入ると幾分涼しい気がするが、それも最初だけ。暑さで汗が滝のように吹き出てくる。持っていたタオルで汗を拭いてもきりがない。延々と続く表登山道名物??の石段と格闘しながら登り続けた。ここが石段ばかりではなかったらもっと楽なのだがといつも思う。それでも登山者の数を考えたらやはり石段にして荒廃を防がないといけないのだろうな。まるで雨に打たれたかの如く汗をかいた頃、山頂へ到着した。さすがに平日は人が少ない。来ていたシャツを脱いで乾かした。タオルを絞って汗を拭き取る。そよそよと吹く風が心地よい。山頂にはコオニユリの花が咲き始めていた。ザックからオニギリを取り出し、ちょっと早めの「宝満ランチ」を楽しんだ。苦い水出し番茶とオニギリでちょっと和風のランチタイムだ。今回は山頂ビールはない。下山後の楽しみにとって置く。
コオニユリの花をひとしきり撮影したあと、キャンプセンター側へ下り、女道を通って下山した。足取り軽くビール目指して??下山したことは言うまでもない。やっぱり頭の中はビールだけ!? |